新着結晶展示室
(New CrystalGall


2026 February : 岐阜県苗木のトパーズ結晶
              (Topaz Crystal from, Naegi, Gifu, Japan)


 
0.4g 11.4x5.3x2.6mm  0.4g 10.2x5.2x3.6mm  0.87g  14.9x6.6x5.4mm 1.5g 17.1x7.8x5.1mm  1.42g 16.1x8.2x5.4mm 
  これらは岐阜県苗木町産の往年のトパーズ結晶です。
小さいながら透明度の高い端正な結晶形を見せる標本です。
 かつてはこうした、時には拳大の大きな結晶がペグマタイトの崩落鉱床からゴロゴロ採れたとのことです。
 写真の結晶には少し摩耗が見られますから、崩落鉱床ではなく、さらに河川に流された漂砂鉱床で採集されたものと考えられます。
 こうした往年のコレクションからの放出品を、居ながらにして入手できるようになったのも
インターネット時代の賜物と言えましょう。
 かつては、こうした標本に出会う機会すらありませんでした。

日本産トパーズ結晶
     
55㎜  滋賀県大津市田の上山 
 
 岐阜県恵那郡蛭川村 田原 110x100mm 幅 40㎜ 岐阜県蛭川村田原  55x55mm 山梨県 甲府市 黒平

  これらの結晶は、明治時代に日本のペグマタイト鉱脈から産したトパーズ結晶です。
 スミソニアン博物館には、岐阜県苗木産をカットした 1463 カラットの淡青色のトパーズが展示してあるとのことです。
後にブラジルにて巨大なトパーズ結晶が発見され、現在では最大で 5万 カラット (10kgs) を超えるルースが次々と出現していますから、日本のトパーズはすっかり影が薄くなってしまいました。
 このほかに、茨城県、七飯村の高取鉱山、栃木県鹿沼市の板荷鉱山、京都の鐘打鉱山の錫やタングステン鉱脈からもトパーズを産したと資料にはありますが、写真すら見たことがありません。
 恐らく金属鉱床に産するトパーズ結晶は、ペグマタイト鉱脈産の様な大きく美しい結晶では無いためと考えられます。

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