モエギオオハネガイ(萌黄大羽貝)Acesta Rathbuni
|
|
モエギオオハネガイ 15x12.5x5cm |
Bivalvia |
Pteriomorphia |
Pterioida |
Limeidea |
Limidae |
Acesta |
A.rathbuni |
二枚貝綱 |
翼形亜綱 |
ウグイス貝目 |
ミノガイ超科 |
ミノガイ科 |
オオハネガイ属 |
モエギオオハネガイ種 |
大きくて鮮やかな色合いが目立つ貝ですが、正式な学名が付いたのは1913年と、意外と新しく発見された貝です。
新しく発見された割には、萌黄大羽貝と、なかなか雅な名前がされたのは、鮮やかな色合いのおかげでしょう
最大では24㎝にもなるとのことですから、二枚貝としてはシャコガイを別とすれば最大級の大きさになるとのことです。
台湾、ヴェトナム、フィリピン近海の200~300mの深海にのみ生息するため、発見が遅れたのでしょう。
大きさが10㎝余りの、色合いもくすんだ淡茶色の近種のハネガイ (Acesta goliath)
は北海道南部から相模湾の100~1400mの深海に生息していて、時折網にかかる、と市場魚介類図鑑に載っていました。
ただし、食用とされることはなく、貝殻のコレクターに人気があるとあります。
とりわけ、毒があるとは思えませんから、おそらく食用として市場で流通するほどは獲れないというだけのことでしょう
あれこれ探してみましたが、この貝については分かるのは以上のみ。