ホシダカラ(星宝貝)
(Cyprea tigris)
ホシダカラ 8.3x5.6x4.6cm | 外套膜で全身の覆われた海中での活動時の姿 | ||
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腹足綱 | 吸腔目 | タカラガイ科 | タカラガイ属 | ホシダカラ種 |
Gastropoda | Sorbeoconcha | Cypraeidae | Cypraea | tigris |
アメリカ西岸からハワイ、ポリネシア、」オーストラリア北部、インド洋の熱帯海域に広く分布する、タカラガイの中では成体で殻高11㎝、殻径7cmに達する最大種。 日本でも紀伊半島以南に生息する。
浅い海のサンゴ礁に生息し、夜行性で、若い個体は海藻類や生物由来の死骸や破片,排泄物等の植物性食だが、成体は海綿、珊瑚、イソギンチャク、ヒトデ、ウニ等の肉食性となる。
厚く模様のある大型の貝殻はコレクション用に、また貝殻が多色の層を持つ事から、カメオ等の工芸品にも使われるために乱獲され、更にサンゴ礁の破壊に伴い、個体数が減少しているとのこと。