薔薇園


アスピリンローズ (Rosa Aspirin Rose)


   
購入したばかり、満開の花弁が夕立で散ってしまわないように、とりあえず玄関に落ち着いたところ 


       
連日の雨で3日ほど玄関に置かれている間に、大半の花弁が散ってしまい、新たに咲いた花。 四季咲きですから秋まで花を楽しめます 

   1989年、ドイツの 薔薇育成家, Hans Jürgen Evers が1932年に作出された The Fairy (Pearl Rose) と 無名のポリアンサ・ローズのRT350 との交配から作出したフロリバンダ系の薔薇です。
  1997年にドイツのタンタウ社から発表されました。
アスピリンの名は、ドイツのバイエル社が1897年に開発したアセチルサリチル酸の商品名で、今日に至るまで頭痛、解熱、消炎作用さらには心筋梗塞の予防にも効果がある、不滅の薬です。
アスピリンが何故、こうした病状に効果があるのか、実は永らく不明でしたが、1971年、ついにイギリスとスウェーデンの3人の学者によって、アスピリンが体内でプロスタグランジンの生成を抑制する作用がある、と解明され、3人は1982年のノーベル生理・医学賞を受賞しました。
 その後、体内に存在する生理活性物質のプロスタグランジンの研究が進み、医療の発展に多大な進歩がもたらされることになりました。
 現在は錠剤が主ですが、かつては雪の結晶のような、さらさらとした結晶の粉薬をオブラートに包んで服用したものです。
 その白さと、さらさらとした結晶の状態は、スキーにはもっとも理想的な雪としてアスピリンスノーと形容されるほど。
 まさにアスピリンの様な純白の花弁の中央がうっすらと紅を帯びる様子は何とも風情がある花です。
 北海道、岩見沢の市営薔薇園で見かけて長らく欲しいと思っていましたが、漸く見つけて植えることが出来ました。
 
北海道岩見沢市営薔薇園のアスピリン・ローズ


 TOP  薔薇園