群星 "Rosa Gunsei"


   
 南側のトレリスに3m程の高さに伸びた群星  北側のフェンス上に4m余りの高さに伸びた群星


 
咲き始めはほのかにピンクを帯びている。次第に純白に変わる 


     
南側のトレリス一面を覆う群星   北側のフェンスを覆う群星  


濃紅の蕾 濃いピンクの一重の花が咲くかと想像していた頃 咲いたのは純白のカーネーション咲きの花

 植えた覚えが無いのに野薔薇らしき苗が家の南側のトレリスと北側のフェンスに沿って伸びて来ました。
それは好都合と抜かずにどんな花が咲くのか楽しみにしていました。
 2年目になって濃紅の蕾が膨らんで来ました。2週間ほど出かけて戻ってみると純白のカーネーション咲きの花が一面に咲いていたのは嬉しい驚きでした。
 3年目にはさらに伸びて南側のトレリスも北側のフェンスも一面に花で覆われるほどになり、来年以降何処まで行くか楽しみです。
 咲き始めはほのかにピンクのブラシがかかっていて、次第に純白に変わって行きます。
 枝に全く棘がないこと、さらに薔薇らしくないカーネーションのような花びらから、バラ科には違いないが、しかしひょっとすると別の属の花かも知れないとあれこれ調べました。
 結局これは1986年、菊池利吉作出の ”群星” と名づけられた薔薇であることが判明しました。

 2万種を越える薔薇の中から未知の薔薇の名前を探り当てるのは殆ど不可能なことですが、種々の特徴からほぼ間違いないと確信しています。
 ”群星” は薔薇の最も古い起源種の一つである中国原産のチャイナ・ローズ(ロサ・キネンシスを主とする交配種の薔薇の総称)系の四季咲きのつる薔薇です。
 したがって当初,伸びてきた枝や葉の特徴から野薔薇としたのは、当たらずと言えども遠からぬ判断でありました。
 ロサ・キネンシス系の薔薇は棘が少ないのが特徴です。 群星には全く棘がありません。
 それにしても、見も知らぬ薔薇がどうして我が家の庭に生えて来るのでしょう? 
それも2本揃って、それぞれトレリスとフェンスと、願ってもない場所に可憐な白いつる薔薇が花開くとは、嬉しい出来事です。


 10年余り経って、2か所に咲いた群星は旺盛な成長を続けて、3〜4mの高さになり、6月初旬の庭を華やかに飾ってくれます。



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