マダム・アルフレッド・カリエール
(Mme Alfred Carrière)

 
1879年 仏 シュワルツ(Schwarz)作出の四季咲きつる性オールドローズ(クライミングローズ)

中央に高く花開いているのがマダム・アルフレッド・カリエール
左端と右端は開き始めたアイスバーグ
 紫の花は苧環とルピナスとジギタリス
中央がマダム・アルフレッド・カリエール
左下は蕾のピエール・ドゥ・ロンサール

今年初めて数え切れないほどの花が開いたこんなに咲くのに四季咲きで秋に再び咲くほど樹勢が強い


開き初めは淡い杏色を帯びたモダンローズのような姿だが満開時には直径10cm余り、ほぼ純白の浜茄子のような花形となる
   冒頭の写真のように、高台に建つ家の下が丸見えのサンデッキ下部目隠し用として昨年春に植えた、つる薔薇の一つです。
 ホームセンターの小さな1年生の苗のラベルではやや杏色を帯びた淡いピンクの何とも魅惑的な色合いだったこと、さらに樹高が6mにもなるとの謳い文句に惹かれて植えました。
 1年目に3mほどに育ち、今年の春はさらにシュートが1mほど伸びました。
ここ仙台では例年5月末に開花しますが、今年は5月末に暖房が要るほどの異常低温の日々が続き、1週間ほど開花が遅れました。
 成長の早いことは予想を遥かに上回り、2年目にはサンデッキの下はすっかり薔薇の垣根で覆われました。
 花の色合いと姿だけではなく、香りも爽やかな芳香に陶然とさせられます。
その上耐病性に優れ、樹勢も強健と、非の打ち所がありません。

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