ロブ・ロイ
(Rosa Rob Roy)

1970年 スコットランド Alexander Cocker  作出の四季咲きフロリバンダ系 
 Evelyn Fison と Wendy Cussons との交配種


     
     


     
     

 ロブ・ロイとは ”赤毛のロブ” の意味で、ウォルター・スコットの小説に書かれたスコットランドの義賊、Robert Roy MacGregor ( 1671 - 1734 )
に因んで命名されました。 その物語は2度にわたって映画化されたとのこと。

 花だけではなく、新芽の葉も濃い赤紫です。 強健で、7月初旬から12月の雪の中まで、繰り返し濃厚な赤い花を楽しむことができます。




イングリッド・バーグマン (Ingrid Bergman)

       岩見沢の薔薇園でロブ・ロイにそっくりな薔薇を見かけました。
花の色も形も、葉も背丈も全く同じ、スウェーデンの女優に因む薔薇です。
一般に英語読みでバーグマンですが、スウェーデン語の正しい読みは、
あの映画監督と同じ、ベルイマンです。
 1984年にロブ・ロイと同じスコットランドの Olesen によって作出された
ハイブリッド・ティー種の薔薇ということです。
 薔薇の赤は無数にあり、それぞれが微妙に異なる色合いを持っていますが、
ここまで色合いと花の形が似ているとは、ひょっとすると、同じ系統の親種の
新しい交配種かと思って調べてみました。
3代前までの親種まで遡ってみましたが、直接の関係はなさそうです。
 



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