スノーフレーク : Snowflake (大待雪草・鈴蘭水仙 )
(Leucojum aestivum)


   
  ヨーロッパ南部原産、日本の暖地では早春、北海道の札幌近郊では5月末から6月初旬に開花するスノーフレーク 
       
       
   花弁に緑の斑点がある1㎝足らずのスノーフレークの花   待雪草(Snowdrop :Galanthus nivalis) 
       

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 単子葉植物綱   ユリ目  ヒガンバナ科   スノーフレーク属   スノーフレーク種 
 Monocotyledoneae   Liliales  Amaryllidaceae  Leucojum  aestivum 


  ヨーロッパ南部原産ですが北米では野生化して繁殖しています。
日本では温暖地では早春に咲きますが、北海道、札幌近郊では5月中旬から6月初めにかけて開花します。
 学名の Leukojum とはギリシア語で ”白いすみれ” 、種名の nivalis は ”雪の時期の、雪白の”の意味です。
 スノーフレークとは英名で雪片の意味でもありますが、何故日本の学名に英語が使われているのか不思議です。
 和名の大待雪草とは、同じ時期に咲くスノードロップ (待雪草) を連想させた命名と思われます。 
しかしスノーフレークは背丈が30㎝程とスノードロップ(10㎝)より遥かに大きくなります。
スズランに似た花と、水仙のような葉にちなんでスズラン水仙とも呼ばれますが、英名のスノーフレークが一般的な呼び名になっています。
 いつものことですが、この花がわが庭に何時頃から根付いていたのか不明です。
札幌近郊の庭に咲く頃は、仙台が薔薇の季節で、それが終わってから6月中旬に来たころには、花が終わって水仙のような葉だけが残されているだけなので気が付かなかったのでしょう。
 ウィキペディアでこの花のことを調べていたら、外部リンク ー 厚生労働省とあるので、読んでみたところ
中毒例が出ていました。
 水仙と同じ、リコリン、ガランダン、プレタゼチン等の有毒のアルカロイドを含むためとのことです。
とりわけ、花が咲く前の細い葉が、ニラに似ているので、間違って食べた一家が中毒した例が過去にあったとのこと。


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