エヴァンジェリン
(Rosa Evangerine)


     
     
   

 1906年、アメリカの Michael H. Walsh 作のランブラー・ローズ : Rosa Wichuraiana x Crimson Rambler

 ランブラーローズとは、日本のノイバラ系、ロサ・モスカータ やロサ・セディゲラ等の原種系を交配親とする品種群
成長力が強く、小輪房咲き、多花性だが一季性,微香

 このエヴァンジェリンは、別途,『豊穣の森』で取り上げたノイバラとよく似た花を咲かせると思っていましたが、調べると、日本のノイバラ直系の薔薇と分かり、なるほどと思いました。
 成長力が強く、放っておくと無数のシュートが2m、3m、4mと限りなく伸びて庭の一角を占領してしまうので、これまでは苦労して棚を作ってやっていたのですが、すると屋根まで届くほどに枝ばかり伸びて、花の数が極端に少なくなってしまい、ただの薔薇の枝の垣根でしかない有様でした。
 今年は思い切って、棚を作らず、シュートは切り取ってあまり伸びないようにしたところ、中央の写真のように地上に低くこんもりと沢山の花が群れて咲くようになりました。 枝を伸ばすエネルギーを花を咲かせる方に振り向けてくれたようです。
 
TOP 薔薇園